現在、エネルギーを地産地消したいっ!
と、活動しているボクですが、
4年程前には、ガソリンスタンドの所長さんという立場で、
化石燃料の販売をしていました。
石油をただ買う立場だった時は、
イメージできなかったことですが、
世の中では、これほど石油が使われているのか。
と、実感することができました。
小国町という人口9000人あまりの町に、
10軒のスタンドがあり、その内の1軒で、
一か月の販売量が10万リットルとか20万リットルという単位。
これが全国で、世界中で行われているのか。
あれだけの人口を抱える中国やインドなどの新興国では、
これから需要が増えるのだという。
「いくらなんでもなくなっちゃうでしょー。」
と単純に思ったし、
「これを買うお金は全部、町外、国外に出ていくお金だよなー。
本当にこの先大丈夫なのかしらん?」
などと、未来をさむざむしく想像してしまったのでした。
そんな時、1台のペレットストーブを設置し、
ペレット燃料も供給する機会に恵まれました。
その暖かさと便利さに驚き、お客様の満足げな顔に、
可能性を感じました。
そして、もしこの燃料がこの地域の材で作られ、
地域で消費されていけば、
この状況が変えらるかもしれない。と考えました。
石油の消費を減らせるし、
この町には、その資源がたくさんあるんだ。
お金が外に出ないで、町で循環する。
雇用も生まれるかもしれない・・・。
よしっ、とにかく動いてみよう!
(資料提供 東北芸術工科大学 三浦准教授)
そしてボクは、今日も小国の杉間伐ペレットを配達します。
ありがとう。と、がんばるぞーの気持ちを胸に秘め。