この週末は長野県に最近建てられた
パッシブハウスを見学に行ってきました。
パッシブハウスとは
一般の高気密高断熱住宅のその上をいく
特定の基準をクリアした住宅のこと。
いかに少ないエネルギーで過ごすことができるか
冬の暖房しかり
夏の冷房しかり。
今回のお宅は、パッシブハウス・ジャパンの代表理事をされている森みわさんの個人邸でした。KEY ARCHITECTS(株)代表としてパッシブハウスの設計に携わる森さんのこだわりが詰まったこちらのお宅ではペレットストーブを採用しています。
施工はペレットマンではなく、アフターケアなどもありますので近隣の施工者の方がいいと思いますと申し上げたのがたぶん2-3年前くらいだったかと。設計の当初の段階で、パッシブハウスでもペレットストーブの施工は果たして可能か?配管はどうすれば可能になるか?など、ざっくりした問い合わせがあったのがファーストコンタクトでした。
なぜペレットストーブを選んだのか
このペレットストーブをどう使うのか
その想いを直接お会いして伺うことができ
私としても様々なことを再確認する
大事な機会となりました。
また、新たな視点のヒントもいただきました。
言語化されたこの想い。
このお宅の電力は太陽光パネル
給湯は太陽光温水器とペレットストーブ
暖房も太陽光温水器とペレットストーブでの
壁内温水循環でした。
漆喰と無垢の木材
工業テクニックを詰め込んだ
窓の枠と高性能ガラス
呼吸のしやすいおうち
大手電力会社からの電気とガスがないと住宅は成立しないという既存概念を打破した夢のおうち。いや、でも夢じゃない。ここにこうやって現存するよって言えるために建てられた。
いろんなアルタナティブな選択肢があるんだよ
そう言いたいための
そんなおうちでした。