ペレットマンでも大人気の白ペレット
欧州の赤松のかんな屑が原材料です。
これを作ってくれているペレット製造メーカーさん
岡山県真庭市にある
銘建工業さんへ工場見学におじゃましてきました。
こちらは、スウェーデンやフィンランドから赤松の板を輸入して集成材を製作している企業さんです。わたしたちが関わりがあるのは、この集成材を作る過程で出るおが粉が、木質ペレット燃料の材料になるということ。
こちらで生産される木質ペレットは高品質で、ペレットマン小国としてももう10年以上にも渡り、取り扱いさせていただいている会社さんです。
元来、捨てられるものを燃料とする
このコンセプトはとても大事。
集成材を生産するにあたり、どうしても板を削って平にして合わせなければならない。そのときのかんな屑がペレット燃料の原材料。
このかんな屑、捨てるためには産業廃棄物として処理しなければならない。つまり、重油かなんかで炉で燃やすのだ。
それが、捨てなくても済んで
有効な暖房の燃料になるなら
それはとてもよいことだと思う。
ゼロウェイストの理念にも呼応するし
木材のカスケード利用という観点でも叶っている。
そんな場所がここでした。
担当の坂本部長さんが懇切丁寧に全行程の案内をしてくださいまして、細かな質問にも全て答えていただきました。
画像は、公表するに差し支えない場所の様子です。製造ラインに関しては公開NGということでしたので控えます。重機や製造ラインフェチとしてはもうたまらなく興奮する機器がたくさんでしたw
こちらの工場、動力のエネルギー源の電気はすべて自家用のペレットやチップで賄っているとのこと。木材で発電をし、それで機械を動かし、木質ペレットを生産する。
今の日本のこれからのエネルギーに対して、ひとつの解決策(注:と言っても、最終地点ではなく通過点だとも思っています。)だとこれまでも思っていましたが、実際に今現在の工場を見学させていただいてその気持ちをまたひとつ強く思った次第でした。
PS- 同行した娘が、案内してくれていた方々に対し最後に感想を伝えていたのですが、その中で、自分が生まれ育った中でペレットストーブはとても身近だったし、将来的には親の仕事を継いでいくということも念頭にある中で勉強になりましたと言っていたのを驚いて聞いていました。ああ、そうなんだ。
PS- 泊まりがけで行くはずが、予定外に日帰りになってしまって、朝5時起きで高速とばして、帰りは要所要所で仮眠とりながらじゃなきゃ帰ってこれなかったのがけっこう自分でも驚きました。52歳になって、体力も視力も下降気味なのを自覚w 気力だけはあったんだけどなあw