夏休みの宿題

小4生が、夏休みの宿題で小国町のことを調べてるんです、教えてください、とお母さんに連れられて天童市からやってきました✨ 学年全員で手分けして県内の全自治体のことを調べて発表する課題だそう。
木質ペレットのこと
ペレットストーブのこと
木の燃料を使うということ
森のそばで暮らして生きるということ
キーワードは
エネルギーの地産地消
そこへ付随するさまざまな活動のことをなるべく噛み砕いてわかりやすく伝えたい。薪のこと、地域雇用のこと、製材の端材が捨てられてしまうこと、それを有効活用できること。
例として、ペレットマンで扱っている着火材の話しをしました。製材所であまる木の屑と、葬祭センターであまるロウソクの端っこ。それらを組み合わせて、福祉作業所のひとがこの着火材を製作しています。
これまでは捨てるものだったのを材料に、手しごとで商品を作る。私たちがそれを仕入れて販売をする。福祉作業所の皆さんに売り上げ金が行き渡り、自立支援を助ける形になります。
材料を提供してくれる製材所さんや葬祭センターさんは、捨てるためにお金をかけて産廃へ出していた。それをしなくて済むことにハッピー。
福祉作業所さんでは仕事が増えて収入も増えてハッピー。作業員さんも収入はもちろん誇りを持って働くことのできる環境でハッピー。
販売元である私たちは、工夫をこらした便利な商品が出来上がってきて、ユーザーのお客様に紹介することができてハッピー。
ユーザーのお客様は、手も汚れず変な匂いも出なくて火の着きがよい商品を使うことができてハッピー。
三方よし
ならぬ
四方よし✨
こんな形で小さな経済循環を作り出すことによって関わるみんなが心地よい労働に従事することができる。それが、結果的にゼロウェイスト社会の理想に近づける。また、エネルギーの地産地消にもつながる。
と言ったことを話しました。
伝わってたら嬉しいなあ☺️
この後、他にもいろんな小国を見学してくるんだー✨と、越後屋の熊そばとか、マタギの道具見学とか、ダムのきてくろ館とか、ヨカモスのカフェとか、いろんな下調べをしてた場所へにこにこと向かって行かれました。
小国満喫してくれたら嬉しいな☺️
さて、明日、8/27(日)
南陽で講話させていただきます。
もちろんテーマは木質エネルギーなんだけど、これは一言で言っても意外にかなりの多岐に渡る視点で話すことができます。切り口をどうするかで話題テーマが変わる。直前にも関わらず少し迷ってたw
今回、小学生さんと話したこの内容、使えるなあと思いました。あー閃きました💡(´∀`)💡
はい、この路線で行きます。
明日の会、けっこう予約入ってきているみたいです。まだ受け付けています。よかったらぜひお越しください。
山形県南陽市椚塚
Jun Kikuchi Graphic アトリエ1F
暮らしと働き方をアートの視点から考える
6回講座の初回
(この木質の着火材の経済の仕組みが生まれたのは新潟市でした。当時のペレットストーブメーカーさいかい産業さんのストーブ開発者の古川正司さんが考え出したスキーム。それを全国各地で実践していけたらいいねってことで小国のペレットマンでも真似させていただいた経緯があります。今でも全国各地でいろんな業者さんが現在進行形で取り組んでいます。これっていいよね!)