数年前、定年を迎えてから薪ストーブを導入され、地元の集落の共有林から広葉樹を切り出し薪作りをはじめた小国町の大先輩。
「薪たくさん作っからお前ら売ってくれ。」
薪は切り出して割ってから1年から1年半以上乾燥させたものが商品となります。もちろんボク達も薪作りをして販売するものの、このシーズンに販売出来るよう準備出来た薪は20立方ほど。夏には売り切れてしまい、その後は地元の薪生産者方が作ってくれた薪を販売している状況です。
そしてこちらの倉庫は先に話した大先輩の薪置場です。
ひと棚や立方ではなく、手間はかかるけどあえて計りでキロいくら、この黒いコンテナに30キロ入れたものを1ケースとして、1回あたり600キロお預かりして来ます。最近はほぼ毎日来ていて、今日は2度おじゃましました。
そしてこちらの先輩の今季分は今日で終了、合わせて274箱とのことです。実に8220キロ。1立方が400キロとすれば、20立方強、たった1人で山に入ってこの量を作るってすごいと思いますが、
「来年はもっと作っから売ってくれよ。」
に心から尊敬と感謝です。
こんな仕組みが地元のたくさんの人と作っていけて、そしてこの地域の木質エネルギーを使ってくれる方々とが互いに喜べていけるようになったらなぁ。と思っています。
そしてどこかのタイミングで薪生産の産業革命!なんてね。
ジワジワと、Green Energy for the Future !!!でございますっ!
ムツヒト