ペレットストーブ修理作業

新しくストーブを取り付けるより
ずいぶん地味なお仕事ですが
この修理作業がじわじわと大好きです。
今回は
ストーブ作動すると異音がする
しかもしない時もあって
異音の発現はランダム
そんな相談を受け伺ってみると
やはり排気ファンの劣化でした。
異音がランダムに鳴ったり鳴らなかったり
その原因は熱
ファンの軸に温熱が伝わると
ブレ始めるようでした。
回転するものなのでブレると音が鳴る。
そんな症状。
ともかくも、この機種
出始めの初期型でもあったので
ファンだけの交換はできず
ユニットごとの交換になりました。
まずタンク蓋を外してからサイドパネルと背面パネルを取り外し、元からの排気ファンユニットを取り外しました。
そこへ元通りに新しい排気ファンユニットを取り付け、パネル類も元通りに嵌めていく。電気系統のコードもしっかりと嵌める。
その間にあちこち溜まった埃などもお掃除しながらの作業は、終えるととてもスッキリします。
最後にテスト始動で新しいファンの回転音を耳で確認して終了。この時、着火しないように作動させるのがポイントです。ファン取り付けの時にガスケットセメントを排気経路に塗ったので、それが乾くまでは熱を与えててはいけない。
ペレットストーブは、不具合が出てもこうやって部品交換をしていくことで長く安心に使用し続けることができます。
逆にお手入れしないまま使用年数を重ねると全然暖かい道具ではなくなってしまい無用の長物と化してしまうことも。それはとても寂しいので、もしお困りのことがございましたらなんなりとお問い合わせください。
これこそ
ストーブ屋の真髄かなあと
そう思います。
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