ペレットマンではペレットストーブだけではなく薪ストーブも販売設置しています。
薪の確保って、切ったり割ったり運んだりと、想像しただけで大変そうですよね。
しかし薪ストーブには薪確保の労力に代え難い魅力があります。
炎の揺らぎに家族の笑顔が集まる、癒しの空間。
薪ストーブはそんな憧れの暮らしを叶えてくれるアイテムです。
薪ストーブとペレットストーブの違い。
純粋に木を燃やすだけなので、ペレットストーブのように電力を必要としません。
大変そうに思う薪の確保も、地域によっては薪を割った状態で棚に収め
棚ごと配達してもらえる所もあります。
また、里山をお持ちの方であれば薪として切り出すことで、
山の整備にもなりますよね。
やかんや鍋をかけて煮炊きが出来るのも醍醐味ですね。
お正月にはお餅を焼いたりも!
コトコト長時間かける煮込み料理などは
ガスやIHなどの光熱費を気にせず思う存分煮込めます。
また、送風などの作動音もありません。
薪が爆ぜる音を聞きながら揺らぐ炎を眺め、
煮込み料理で一献なんてのもたまりませんね(笑)
薪ストーブを長く満足していただくために。
炎がそばにある暮らしは、素敵です。
しかし安易な考えで準備を怠った導入では、リスクが伴うことも理解しましょう。
昨今では、ホームセンターなどにも様々な薪ストーブが並ぶようになり、
安価で手軽に導入できそうなイメージの商品陳列も見受けられます。
ですが、そのような簡単な導入でお客様が長く安全で快適な
薪ストーブライフが得られるのでしょうか?疑問が残ります。
安全性や燃焼効率を充分に考慮しない設置は、決して行わないでください。
お客様に長く満足していただける薪ストーブの導入プラン、
設計(見積)・施工は専門業者である当社におまかせくだい。
一緒に、素敵な薪ストーブライフについて考えてみましょう。
正しく薪ストーブを選び、設置するまで。
01専門スタッフへご相談[無料]
まずは、専門スタッフに何でもご相談ください!
来店可能なお客様は、是非一度ペレットマン展示場に足をお運びください。
実際に薪ストーブ、カタログなどをご覧頂きながらお話を伺わせていただきます。
お客様のイメージを、まずは大まかに形作っていきましょう。
⇒ストーブ展示場一覧
02現地下見・打合せ[無料]
新築や増改築の際に導入をお考えの方は、住宅の設計図面等を見ながらお打合せです。
既存のお宅で下見が可能な場合は、どの様な工事が最適か現場で確認し、
プランニングの準備を行います。
03プラン決定[無料]
薪ストーブ・設置図面と見積り案を作成し、
具体的な工事内容をご説明、確認いただきます。
ここまでの作業は無料でさせて頂きます!
04ご成約
当方で施工を行う場合、その他工事業者様が施工を行う場合、
どちらに於いてもご納得いただける契約となるよう、
確認の上ご契約となります。
05工事日の選定、施工
工事は内容によって、1日~3日程です。
工事にはしっかりと経験を積んだ専門スタッフが、
安全丁寧に当たらせていただきます。
06完成・火入れ
完成後、火入れ・試験燃焼を行いながら、使用方法のご説明や
ご質問を伺い安心快適な薪ストーブライフのスタートです。
07アフターサービス
定期メンテナンスや修理、薪の相談など、どんな事でも気軽にお問い合わせください。
末永くご満足のいく薪ストーブライフが送っていただけますよう、全力でサポート致します。
⇒ストーブメンテナンスについて
全国どちらの方へもお見積りは無料でおこなっております。
山形県内、近隣のお宅には、当店で設置工事が可能です。
その他、個人様、施工業者様への見積もり、設計書作成や、煙突部材の販売等も致しております。
お見積りは、全国どちらの方へも無料でおこなっておりますので、お気軽にお問い合わせください。
当方での施工が行えない地域であったり、施工を他の工務店様などの工事業者に依頼をされた場合など、
ストーブや煙突の発送手配をし販売致しております。そのような際も、工事担当者様と入念な打ち合わせの上、
設置図面・お見積りを作成しご契約となります。
薪ストーブについて知っておいていただきたいこと。
薪ストーブの素材と特徴
01.FEATURE
安全性(炉台・炉壁)
02.SAFETY
煙突の種類と選定
03.FUNNEL
設置・メンテナンス
04.INSTALL&MAINTENANCE
薪について
05.FIREWOOD
薪ストーブの素材と特徴
01.FEATURE
鋳物(いもの)製ストーブ
鋳物とは、鋳型に溶けた鉄を流し込み、冷やし固めて作りだす金属製品のことです。
デザインに自由度があり、綺麗な模様や放熱面積を上げる石打ち模様が入ったものもあります。
本体が暖まるまで時間が掛かりますが、一度暖まれば冷めにくい特徴があります。
その反面、急激な温度変化に弱く、割れが生じることがあるので焚き始めに注意が必要です。
また、温度上昇の早い杉やマツなどの針葉樹の常用もストーブを痛めやすいです。
鋼板(こうはん)製ストーブ
鋼板製は鋳物に比べると丈夫で割れが起きにくく、加工が容易で作りやすい特徴がある為、欧米や国内でも鋼板製のストーブを製作するメーカーが増えています。鋼板製は熱が伝わりやすく、部屋を暖め始めるのが早いという特徴があります。その反面、蓄熱性は低くなります。針葉樹も気にせず焚きたいという場合はおすすめです。
また、鋼板ストーブを鋳物で覆ったものもあり、熱しやすく冷めにくいという両方の良いところを兼ね備えた機種もあります。
安全性
02.SAFETY
安全性の確保について
薪ストーブは、全周囲から強い熱が放出されています。壁や床等が可燃物である場合などは、安全な離隔距離を確保したり、炉台や炉壁等の設置も検討することとなります。その際も、関係法令・地域の火災予防条例・メーカーの設置基準に沿った設計・施工が必要となります。
炉台・炉壁
炉台・炉壁は壁や床を安全に守ることの他に、インテリアを引き立てたり、素材によっては蓄熱をして穏やかに熱を放射してくれるという効果もあるでしょう。天然石やレンガなどは、その点で魅力的です。その時は、ストーブや炉台の重量を支える床の強度にも気を配りましょう。
煙突の種類と選定
03.FUNNEL
煙突選びで決まる、薪ストーブの安全性と燃焼効率。
煙突はストーブ本体と繋がる重要な燃焼システムの一部です。
その設計や部材の選び方で、その後の薪ストーブライフに大きな違いが出てくるのです。
薪ストーブの煙突には、シングル煙突と二重煙突とがあります。どちらも動力を使わず、ドラフトと呼ばれる上昇気流を利用し、屋外へ排煙をします。ドラフトは温まった空気(煙)が軽くなり上昇している現象であり、温かいままであれば屋外までスムーズに煙を排出することができる訳です。スムーズな排煙が行われることが、良い燃焼効率を生むこととなり、煙突システムが薪ストーブの胆と言える訳です。
二重断熱煙突をおすすめしています。
二重断熱煙突と、シングル煙突を比べて見てみましょう。
シングル煙突では、温まった煙がストーブから遠ざかり排出されるまでの間に急激に冷えていきます。この事で煙突内部にススやタールなど、煙に含まれる不純物付着することになります。スムーズなドラフトが行えなくなり、不安定な排煙となってしまいます。さらに、付着したタールを放っておくとメンテナンス掃除に苦労するばかりでなく、タール自体は発火することによる煙道火災の危険性をはらんでいます。
一方二重断熱煙突の場合は、煙突内部が良く温まり急激に温度を下げることなく煙を排出できる為、スムーズなドラフトがおこります。ススやタールの付着を抑え、効率的な燃焼となることで、薪ストーブの性能を最大限に発揮できます。
安全性・効率性を考慮した設計
煙突部材の選択の他に、実際に薪ストーブ・煙突を設置する際の設計が重要となります。
法規制、安全性、雪対策にメンテナンス性、お部屋に対して、暖房効率の良い配置、インテリア性にも配慮しましょう。基本的には薪ストーブの本体上部から、曲がりなくまっすぐ垂直に屋根の上に立ち上げるのが理想的ですが、既存のお住まいに新たに設置する場合や予算の面で考慮すべき場合もあるでしょう。そのような場合でも、それぞれ環境に応じて最良と思える設計に努めております。
設置・メンテナンス
04.INSTALL&MAINTENANCE
設置は販売店にお任せください。
ストーブの設置は、ご自分ではなさらずに必ず専門の販売店にお任せください。各ストーブメーカー共に研修を行った販売店が設置することになっています。お取扱いの説明などもありますので販売店にお任せください。
設置工事費が別途かかります。
設置場所により、配管などの付属品が様々になります。具体的な金額については、ぜひお見積もりを!ご自宅などに出向きお見積もりさせていただきます。もちろんお見積もり無料ですのでお気軽にお近くのペレットマンへお問い合せください。また県や市町村によって、助成金が出るところもありまのでぜひご利用ください。
⇒山形県内の助成金について
定期的なメンテナンスを。
二重煙突でしっかりと設計・設置された施工であれば、煙突への煤やタールの付着は思ったより少ないものですが、乾燥度の低い燃料を使用した場合にはその限りではありません。安全確認のためにも、1〜2年に1度のメンテナンスを心がけたいものです。ペレットマンでは、責任を持ってメンテナンスいたします。梅雨に入る前の春先がオススメです。
⇒メンテナンスについて
薪について
05.FIREWOOD
薪の種類による違いと選び方
切ったばかりの生木の含水率は、50%を超えています。良く乾燥した、薪ストーブに適した薪は20%以下と言われますので、しっかり準備したいものです。この様な薪を用意するのには、手間と時間が必要です。大変な作業ですが、好きな人にとってはこれも大事な薪ストーブライフの一場面ですよね。適度な長さに切った丸太を割って、一年から一年半以上乾燥させた薪が理想的です。
薪づくりの作業をしていると、短いものから長いもの、小さい太い等様々できてくることと思います。焚きつけ用や、長時間用と選別して置くと便利に使えるでしょう。
薪を準備する時に一番注意すべきは、薪の乾燥度です。充分に乾燥していない薪を薪ストーブに使用することは、燃焼に様々問題の発生が考えられます。まず濡れた薪や水分の多い薪は、火が着きづらく燃えにくい為、暖まるのに時間が掛かります。その間にタール(クレオソート)や煤(すす)が多く発生し、ストーブ内部や、煙突の内側に付着します。そうすると、煙の通り道が狭くなり、燃焼効率が下がったり、燃焼そのものに不具合をもたらしていきます。そうなると、煙突のメンテナンスにも手こずることになるでしょう。又、最悪の状態では、溜まったタールに引火し煙道火災を引き起こす危険もあります。
薪(木)の種類と特徴
薪にする木の種類として、針葉樹(杉・松など)よりも広葉樹(ナラ・クヌギ・ブナ・桜など)が良いなどと言われますが、よく乾燥しているものであればどちらも薪として使うことが可能です。
それぞれの特徴として、広葉樹は密度が高く固く締まっているため、一度火が着くと火持ちが良く、暖をとる能力が高いと言えます。
一方針葉樹は密度が低く柔らかく軽いため、割りやすく運搬が楽です。着火し易く、温度も上がりやすいので焚きつけに向いていると言えます。ただ、急激な温度上昇を嫌う鋳物の薪ストーブへの使用は注意も必要です。その他、早く燃え尽きることや重量に対する体積が大きいため保管場所も大きく必要な特徴もあります。
これらの特徴を捉え、用途に合わせて用意すると良いでしょう。