二本松ソーラーシェアリング
そちらのハウスの中に、小屋を製作してきました。
農作業の合間の休憩にと建てたハウスは、実際、夏には暑く冬には寒かった… そんなご相談が来たのは昨年の夏前。
ハウス内小屋
熱効率のいいやつをいっちょ頼みたいんだ
ほら、アップルのあの小屋とかさ
あれとかさ、それとかさ
そんな風に話を持ってきたのは近藤恵くん。小国にある独立学園を卒業して、その後、福島でオーガニック農家を営んでいた。が、2011の原発事故でがらりと生き方を変えねばならなかったひと。
線量の問題で、これまで慈しんできた全ての農産物と耕してきた土を離れなければならなくなったひと。
農から離れた時期にたまたま私たちペレットマン小国と出会い、それから細々とながら糸を手繰るように身近にいたひと。
そんなひとのご依頼でしたら
なんなりと。
即答です。
ハウスの中に小さな小屋を建てて
冬は薪ストーブ、夏はエアコンの冷房で生き抜く。
エネルギー効率のよい小屋
小スペース。
こちら二本松ではソーラーシェアリングを行っています。農作物と太陽光発電を組み合わせた、食の生産とエネルギーの生産を同時に行う仕組み。
電力の小売自由化。
そんなひとの応援ができた。
嬉しいなあ。
こちらでは、ソーラーパネルの下で牛を育てています。昨今暑すぎる気候の中で、日影はとても大事。その日影で自由に草を喰んで動ける牛たち。
この画像の牛たちは2代目。
1代目は美味しいソーセージとなりました。
これからのエネルギーの源とは何か
それを考える場所の
ひとつの手助けとなったらなら
わたしたちもとても嬉しいのです。